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2013年6月7日金曜日

『感情の達人』的システムトレードの実践とは。

こんにちは。

ほんっとうに久しぶりに、勝率9割超過の戦術がヒットしてシグナルを出しているのですが、
ホンマかいなと信じられずに何度も検証してしまったねこねこです。(6月7日朝)

 Λ Λ
(①ω①)ノシ

で、調査しながらつい改良も進めちゃって、発注方法を改善したので。
肚を決めて投資しようと。

うわー、昨年の3割ドローダウンを思い出すよ。
超怖い(苦笑)



3回に渡って『ドローダウンを前提とした資金管理』について考察しました。
その途中で、フェアトレード西村師匠にメルマガで本ブログをご紹介いただいたのですが。

これまで、最高のPV/Dayは50前後だったのが、一気に500近くになり。
驚愕というか何というか。
情報を必要とする人に対する告知の重要性を思い知ったここ最近でした。

自分のフェイスブックやグーグル+で
『ブログ更新しました~♪』と告知しても余り見てもらえない現実。


・・・ふと氣付いたのは。

投資初心者やシステムトレードを知らない人には、内容が難しすぎるんじゃね?
ということ(汗)


ただ、内容をはしょって、耳触りの良い文言だけ並べて、
単に見てもらうだけのブログを作っても仕方ないなぁ、と。

ま、フロントもバックも商品は無いから、
本当に考察と情報提供のみが目的のブログなんですけどね(苦笑)

PVは低調だったとしても、自分が考察し、検証し、実行し、提供できる
最大限の価値を伝える場でありたいと心から思います。



さてさて。
技術論が続きましたので、大好きな(笑)精神論のお話を。

長いよ(笑)


今回は、トレードだけでは無くて、実生活にもプラスに働かせられる
ここ最近で私にとって一番の氣付きとなったお話です。

このブログの記事にも何度かご登場いただいている
『素敵な生き方』の師匠である『氣づかせ屋さんちゃん』こと、さんちゃん先生。
https://www.facebook.com/Sanchan.SunLeaf


師匠のお話の一つに『感情の達人』という内容が在ります。


一行で表面的に要約すると(深く知りたい方はさんちゃんが出版した時にご案内します!)

『自分の感じたい感情を感じながら、素敵な人生を生きて行こう』

というもの。


で、この内容をシステムトレードに適用するとどうなるのかなぁと考えていたのです。



私たち投資家が感じたい感情・・・

『儲かった!!』『利益を確保した!!』
まぁ、これは異論は無いですわな。

『予想通り!!』『作戦通り!!』
これは裁量側に寄った感情でしょうか。

『戦術が機能してるなぁ!!』『戦略が的中したなぁ!!』
システムトレードならこんな感情が欲しいですねぇ。



一方で『感じたくない』『避けたい』感情・・・

『損した・・・』『損失を確定しちゃった・・・』
避けたいという氣持ち、頷いてもらえますよね?

『逆かよ・・・』『裏目に出たなぁ・・・』
裁量で判断した投資が巧くいかなければこんな感情でしょうか。

『この戦術は外れの時期か・・・』『戦略の組み立て間違ったか・・・』
システムトレードならこんな感情を味わうことも、またあるでしょう。


で、です。

感じたい感情。
巧く行った!成功した!!儲かった!!!万々歳!!!!俺天才!!!!!
という感情だけ味わって。

感じたくない感情を完全に排除することは可能なんでしょうか?

と、いう問いを、私も含めた皆様に投げてみます。


仮に、私たちが勝率100%の戦術を組み立てることができて。
それが、カーブフィッティング(過剰最適化)ではなく。
今後も機能し続けてシグナルを出し続ける。

そんな素晴らしい僥倖に恵まれたなら、可能かもしれません。


ですが、仮に理論的にそれが可能だったとしても。
その状態に至らないと投資しない、という『完璧主義』な姿勢では、
私たちの人生に与えられた時間は短すぎるように思えます。


基本的にトレードは、利益を得ることとコストを支払うことの両輪から出来ています。

私たちが行おうとしているシステムトレードは、特に、
適正な戦術・戦略に基づいて、確率的に有意に有利なトレードを繰り返すことで
統計的に得られた検証結果に『近い』結果を得ることを目的としています。


この定義に基づくと、味わいたくない感情。
コストを支払ったという感情を排除することは可能でしょうか?


・・・無理ですよね。


例えば勝率8割の戦術を持っていたとします。
とても素晴らしい戦術です。
ですが、10回のトレードの内、2回はコスト支払いとなります。

また、こんな戦術であれば、機能する相場が少ないと予想されますから、
『今日もシグナルが出ないのか』という『退屈』さを感じることとなるでしょう。

逆に、毎日シグナルがでる戦術であれば『退屈』は感じないかもしれませんが、
勝率は50%近辺。
2回に1回はコストを支払うこととなります。



もうあっちを立てれば こっちが立たず♪
いわゆるあいつが イタバサミー♪♪

選択肢に板ばさみの毎日♪
これがほんとの センタクバサミー♪♪

http://youtu.be/rxD_wcYWbw8
(LoveDiary『イタバサミー』より)



システムトレードで資産構築に取り組むと決めた時点で、
『コストを支払う損失感』
『退屈さに耐える』
『恐怖に耐える』
『欲望を抑える』
という、『辛い感情』を味わうことは・・・『覚悟』して下さい。


これらの感情を味わうこと無しに、美酒や果実は手に入ることはありません。



・・・え、でも、シストレの商材広告にあるじゃないですか?
『感情に拠らないシステムに基づいた投資』
『感情的になることなく、気持ちが毎日落ち着いています』
『淡々とただシグナルに従うだけです』
って、そんな感じの言葉。


実際に資金を投じれば、氣持ちの波はイヤというほど感じるでしょう。
何もネガティブな氣持ちを感じないなんて無理な話です。


幾らシステムトレードで利益を上げていたって。
利益が出たら嬉しい。
裏返せば、コストを支払うのは残念です。

コストを支払って『わーい』と能天気に喜んでいる人が居たら会ってみたいです。


幾ら有効な戦術を組み合わせた戦略を運用していても。
100%全ての相場で有効な聖杯は存在しない。
だから、自分の組み上げた戦術・戦略が機能しない悔しさは感じます。

どんな相場でも毎日確実に利益となる聖杯。
かぐや姫からの課題くらい困難な難題です。


従って、システムトレードを実行すると決めても、
ポジティブな『感じたい感情』を感じることもあれば、
ネガティブな『感じたくない感情』を感じることも必ずあります。



ここで、一番最初の『感情の達人』の定義に戻ります。

『自分の感じたい感情を感じながら、素敵な人生を生きて行こう』


これを読んで多くの方はこう思うでしょう。

『味わいたくない損失の悔しさや情けなさを味わうんだったら、
自分の感じたい感情を感じてないじゃん!どういうことだよ!!』


繰り返します。

システムトレードを実行しても、いろいろな感情を感じます。

ポジティブな氣持ちもあれば、ネガティブな氣持ちもあるでしょう。

それは、避けられません。



ですが。
きちんとしたシステムトレードを実行すれば。

『こんな種類のネガティブな氣持ち』は、金輪際感じずに済みます。


『あ~、塩漬けにするしかないか。』
『いつ売っ払えばいいんだろう?』
『また損切りできなかった…』
『うわ、追証が発生した!どうしよう…』
『何をどうして良いのかが判らん!』
『決めたことを守れない俺って情けない奴…』


そうです。

『あー、この取引はコストの支払いになっちゃったか。残念だなぁ。』

『仕事で疲れたけど、シグナルチェックと発注しなきゃ。めんどくさいなぁ。』

『この戦術、どうやったら使い物になるねん!!あーもー、わからん!!』

こういったネガティブな感情は腐るほど味わいますよ(笑)


でも、その代わりに。

『お。損切った銘柄は更に下がってる、か。損切りで正解だったな。』

『きちんと発注しといて良かったなぁ。イイ所できちんと指さってるよ。』

『あ…この戦術にこの指標が有効じゃね?スゲーじゃん、俺♪』

こんなポジティブな感情『も』味わえることを、お伝えしておきます。



この世界は全て『波』で出来ています。

それは、量子力学のような物理学の面でも。
人の感情のような精神世界の面でも。


ちなみに。
女性の波の周期は・・・28日。
男性の波の周期は・・・20分。
だそうです。


ポジティブだけ。
ネガティブだけ。
そんな歪な状態を、天地宇宙は許してくれないのでしょう。


ポジティブも、ネガティブも。
どちらも感じなくてはならない。
その時、人が選択し得る最善の道は。


プラスなポジティブ。

そして

プラスなネガティブ。


そう。
どうせ辛い感情を感じるなら、
自分が得たい結果につながっている行動を実行して感じましょうよ。


うわー、これだけ頑張っても巧く行かないのかよ。きっついなぁ。
でも、今に見とれよ、絶対に目標を達成してやるからな!!


そんなカッコいい台詞が言えるくらい、カッコいい行動を実行しましょうよ。


その時、あなたの感じた『プラスのネガティブ』な氣持ちは、感情は。
あなたが得たい結果に一歩近づくという、素敵なギフトを与えてくれるのだと。

私は、そう信じています。


このお話、システムトレードに対しての内容としてまとめましたが。
人生全てのチャレンジについても同じことが言えるんですよね。


貴方は敗北感を味わうことを恐れてチャレンジしない腰抜け人生を選びますか?

目的を達成するためには精一杯努力して、敗北感すら糧にする素敵人生を選びますか?


私は、素敵人生を選びたい。
だからこそ、へっぽこはへっぽこなりに、精一杯努力と挑戦を続ける所存です。

皆様の人生が素晴らしい経験と感情で満たされますように!!

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